小さな会社をNo.1にするコア・ブランド戦略®とは

弊社がクライアントさんと『コアブランド戦略』を取り組み、増収増益になった事例の一部をここでご紹介します。守秘義務の関係上、詳細はお伝えできませんが、以下のような成功事例が出ています。

  • 潰れそうな状態からわずか1年で業界No.1!内部留保●●●●万円以上になった中古本販売店の新サービス
  • 改装なしで平均単価も4倍以上!粗利200%以上になったカジュアル・フレンチレストラン
  • 累計60万丁のヒットブランドを育て増収増益になった工具メーカー
  • 180日で地域No.1ブランドになり増収増益を継続し続ける美容室
  • 1年で地域最大の店舗チェーンになり、増収増益を継続中のリラクゼーションサロン
  • 製造小売にチャレンジし、高粗利率販売で年商1億に!世界進出も果たして増収増益を続ける寝具メーカー
  • 取り組んで1年で200%以上増益になったリフォーム会社
  • 6ヶ月で年商2.5倍以上確定!粗利率35%を目指し、30%を達成している工務店

ここに挙げた事例は、殆どが小さな会社・お店ばかりです。小さな会社でもブランド戦略で儲かる会社になれるのです。

ブランド戦略は大企業がやるものだと思われるかもしれません。

しかし、お客様のニーズは、モノではなくコト『価値』へシフトしています。モノに込められたストーリーや共感を重視し、価値そのものを求める消費傾向へと変化しているのです。

そもそもブランディングとは何?と問われた際に、
私は、市場に旗を立てることだとお伝えしています。

例えば、あなたは今からラーメンを食べに行くとします。頭の中に、何というラーメン屋が浮かびましたか?
『ラーメンだったら○○』
○○にあなたが思い浮かべたお店を入れてみてください。特定のラーメン屋が浮かんでいるはずですね。

あなたにとってそのラーメン屋は、
【旗が立っている=あなたの頭の中でブランドができている】
状態といえるでしょう。売り手側の思いに共感、価値を感じてこのラーメン屋を選んでいるのです。

ブランディングのメリット

  • マーケティングコストを削減できる
  • 安売り競争とさよならできる
  • 求人が楽になる
  • 社員・スタッフのモチベーションが上がる  など

その他、いろいろと効用があるかと思いますが、大まかにはこんなことが挙げられます。
売り手の「こう在りたい」「こう思われたい」と、買い手の「こう感じる」「こう思う」が一致すると、ブランディングは加速します。そうするとブランディングが急速に確立していくのです。

ブランドの認知が進めば、こちらから積極的に働きかけなくても、お客様が価値に共感して行動してくれるようになります。次第に集客コストの削減と利益確保が可能となり、経営の安定にもつながります。
また、人材という点では、社員が自社に対して誇りがもてるようになります。会社全体が活性化し、自らが考えて動くようになります。

ブランディングできた会社は、「こう在りたい!こう思われたい!」が認知されているので、いい人材が集まるようになり、求人もしやすくなるわけです。特に中小企業には、いい人材が集まりにくいといわれているので、ブランディングは大変有効な手立てとなるのです。

小さな会社のブランディングに必要な『コア』

特に、小さな会社がブランド戦略をたてる上で必要な要素。それは「コア」という考え方です。詳しくは、「小さな会社がナンバー1になれるコア・ブランド戦略」を読んでいただくとして、詳しくはお伝えしませんが、ここでは、『根源的な価値観』という意味合いで捉えてください。

つまり、私たちは、社会にとってどんな存在だったのか、どんな価値を提供していたのかがとても重要です。さらに、その根源的な価値観で未来にどう在りたいのか、「未来のコア」を自問自答していくことが重要なのです。

中小企業が取るべきブランド戦略は、コアに沿ったものでなければうまくいきません。なぜなら、経営者、いわば社長の価値観が会社の価値観といえるからです。

小さな会社においては、良くも悪くも社長のコアが大きく影響します。社長のコアに沿ったブランド戦略が重要であり、これこそが小さな会社をNo.1にするコア・ブランド戦略なのです。

コア・ブランド戦略® 6つのステップ

ここからは、コア・ブランド戦略をどのように進めていくのかをお伝えしていきましょう。

まず、コア・ブランド戦略は、『ComputeB®』という6つのステップによって構築されています。『ComputeB®』は、英語の「Compute」(動詞:計算する)と、Brandの「B」をあわせた造語です。コアを元にブランド構築する戦略のフレームワークを表しています。

ComputeB®

STEP1: Coreを決める
STEP2: Marketを決める
STEP3: Productを用意する
STEP4: USPマーケティング®を実践する
STEP5: Try&Errorを繰り返す
STEP6: Brandが出来たかを確認する

Coreを決める

a.現在のコアを知る 「今まで築き上げてきた根源的な価値観は何か?」
b.未来のコアを決める 「その価値観を使って未来にどう在りたいか?」
c.コアテクノロジー、コアプロセスを知りどこを伸ばすか決める 「粗利をもたらす源泉は何か?」
 

※コアテクノロジー=核となっている技術、コアプロセス=核となっている手順(工程)

STEP
1

Marketを決める

どこに旗を立てるか? 山でもなく、小さな丘に立てる
ニッチな業界はどこか? 
1年で日本一の実績を作れる隙間はどこか? 
すでに日本一の実績が眠っていないか?
商圏は広すぎないか? 地域・業界1位になれる丘(範囲)はどこか?
これらを考慮して旗を立てる。

※ポイントは既存客を分析し、範囲を絞ること!

STEP
2

Productを用意する

コア、コアテクノロジー/プロセスをベースにお客さま目線でメリットを感じさせる

商品を選択・開発又は改良する

STEP
3

USPマーケティング®を実践する

商品のUSPを軸にマーケティング活動をする

※USPマーケティングⓇの詳細はこちらをご覧下さい

STEP
4

Try&Errorを繰り返す

なるべく予算をかけずに実践&検証します。

収益を上げるための最短の階段設計をし、プロモーションツールの制作→実践→改良を繰り返します。

STEP
5

Brandが確立したかの検証

大手が行うような予算をかけてのリサーチは必要ありません。小さな会社の場合は、以下のような感覚的な捉え方で充分です。

・ホームページのアクセスログの指名検索度合いが増えたか?
・お客さまの増加具合が増えたか?
・紹介が増えたか?
これらが体感できればブランドができはじめたといえます。

STEP
6

コア・ブランド戦略で『誇り』を取り戻す

小さな会社のコアは、社長そのものだとお伝えしました。その外側に社員、更に外側に取引先、お客様があります。

ブランドを構築できると自らの会社・商品・サービスに誇りを持てます。その結果、関わる人たち全てを幸せにできるのです。

よくある話ですが、会社・商品・サービスに誇りを持てず安売り競争に参入しているケースが多々あります。そんな方たちにコア・ブランド戦略を使って『誇り』を取り戻してほしいと思います。