マリリン・モンローの「ほくろ」をつくれ!

異彩を放ち「競合に勝つ」セールスポイントのつくり方

著者 ‏ : ‎ 加藤洋一
出版社 ‏ : ‎ セルバ出版
発売日 ‏ : ‎ 2018/4/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 208ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4863674120
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4863674127

私がこの本で伝えたいのは、ひとことで言えば「異彩を放てば、勝てる」ということです。
USP関連書籍第7弾!

マリリン・モンローという女優がいます。
数多くのライバルがいた時代に、彼女が圧倒的な存在感でトップに立てたのは、
演技力や美貌だけではなく、“あのほくろ”のような、唯一無二のセールスポイントを持っていたからだと言われています。

企業も同じです。
どんなに良い商品を持っていても、選ばれる理由=USP(ユニーク・セリング・プロポジション)がなければ、競合に埋もれてしまいます。

この本では、私がこれまで10年以上、現場でクライアントと実践し、成果を出してきた「USPづくり」のすべてを体系化しました。
言ってみれば、「モンローのほくろ」を、あなたのビジネスにどうつけるか?その具体策をまとめた本です。

中でも、本書でお伝えしているのは、

  • 自社の“コアプロセス”――他社には真似できない強みの見つけ方
  • それを魅力的に伝える“キャッチコピー”の8ステップ
  • チラシ、パンフレット、Webサイトといった販促物に、どう一貫して展開すべきか

といった、成果につながる“実践知”です。

私の初出版『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』をベースに、さらに事例とノウハウをブラッシュアップし、現代の競争環境で通用する「異彩を放つセールスポイント」のつくり方を、誰でも取り組めるかたちで解説しています。

誇張ではなく、これは“選ばれる企業”になるための、生き残り戦略”です。
どうかこの本を手に取り、あなた自身のUSPを言語化し、そして打ち出してみてください。
あなたのビジネスは、間違いなく次のステージに進みます。

書籍の要約ポッドキャストは下記より聴けます。

マリリン・モンローの「ほくろ」をつくれ!異彩を放ち「競合に勝つ」セールスポイントのつくり方 目次

はじめに
 世界中の男達を魅了してきた20世紀の大女優!

序章:マリリン・モンローの「ほくろ」がなかったら、スターになれたか?

1.1日5万件飛び込んでくる広告をイチイチ相手にしていられますか?
 商品多すぎぢゃない!?
 朝から晩まで広告だらけの生活
 イチイチ反応できません。

2.関心のあるものは、自然と目に飛び込んでくる摩訶不思議現象
 なぜ、引越屋の看板が飛んでくる!?
 関心のないものはスルー

3.「ほくろ」をつけて、目に飛び込ませる方法
 マリリン・モンローの「ほくろ」がなかったら・・・
 女優だって、たくさんいたら人気がでない!?
 関心という土台の上に異彩を放つセールスポイントを打ち出せ!

4.自らの「ほくろ」を打ち出し、マリリン・モンローになれ!
 古い業界は「異彩を放つセールスポイント」をつくれないのか??
 「異彩を放つセールスポイント」をつくれないとい思い込んでいる古臭い業界の人達
 絶対に「異彩を放つセールスポイント」はつくれます
 自社商品の「異彩を放つセールスポイント」をつくりだして儲けろ!

第1章:異彩を放つセールスポイントをつくって

競合に勝ち続けている成功事例!
1.なぜ、成功事例は他の業界から盗むと上手くいくのか?
 競合が安くした!「うちも安くしよう」は愚の骨頂!
 自社のセールスポイントの土台に他業界のアイデアをオンする

2.成功事例その1 わずか6ヶ月で地域No.1になった美容室
 コンビニの4倍!オーバーストアで競争熾烈!美容業界の背景
 このお店(オーナー)の背景
 経営課題
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイント
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイントの土台
 異彩を放ち競合に勝つキャッチコピー
 経営課題に取組んだ内容と成果
 異彩を放ち競合に勝つ広告・販促ツール

3.成功事例その2 衰退業界の中、前年比●●%アップで大善戦している印刷会社
 市場縮小!大型倒産!衰退産業と言われる印刷業界の背景
 この企業の背景
 経営課題
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイント
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイントの土台
 異彩を放ち競合に勝つキャッチコピー
 経営課題に取組んだ内容と成果
 異彩を放ち競合に勝つ広告・販促ツール

4.成功事例その3 業者の変更が厳しい業界なのにも関らず顧客数を10倍にした給食会社
 市場のニーズは堅調に伸びている給食業界の背景
 この企業の背景
 経営課題
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイント
 異彩を放ち競合に勝つセールスポイントの土台
 異彩を放ち競合に勝つキャッチコピー
 経営課題に取組んだ内容と成果
 異彩を放ち競合に勝つ広告・販促ツール

5.異彩を放つセールスポイントの鍵は「USP」
 世界28ヶ国語で50年以上読み継がれる「USP」とは?

6.広告の効果を最大化させる3つの原則
 強い主張をしなければ成果は出ない
 TV以外のクロスメディアでも効果を出せる「USP」

7.大ヒット商品ダイソンの「USP」TVCMからパンフレットまでの事例
 全ての顧客接点に「USP」を張り巡らせろ!
 TVCM、ホームページ
 ちらし、カタログ、パンフレットなど販促ツール

第2章:広告や販促をどれだけがんばっても競合に勝てないのはなぜか?

1、なぜ、競合に勝つための仕組みをつくりたいという相談がないのか?
 広告や販促をすれば儲かった時代

2.広告や販促だけでは、解決できない理由は、経営全般を理解せよ!
 そもそも企業の経営活動はどんな風に行なわれているのか?

3.マーケティングを支える重要な経営要素「コアプロセス」
 ビジョン、ミッションを達成する4つの要素

4.4つの経営要素は、密接に絡み合っている
 マーケティングパフォーマンスを圧倒的に上げる「コアプロセス」とは?
 業態別「コアプロセス」の事例 メーカー偏
 業種別「コアプロセス」の事例 メーカー以外偏
 コアプロセスに対して「3ない」づくしで使いっぱなし!

5.競合に先駆けて進化させる4つの「コアプロセス強化法」
 競合との「差」を絶対的にする最強の構造
 コンサル現場での悩みから出てきた「コアプロセス強化法」
 最強の2重構造をつくれ!
 4つの「コアプロセス強化法」とは?

6.方法その1 「足し算」で「異彩を放つセールスポイントの土台」をつくる
 この強化法の解説
 事例
 取り組み方

7.方法その2 「引き算」で「異彩を放つセールスポイントの土台」をつくる
 この強化法の解説
 事例
 取り組み方

8・方法その3 「やり方」を整理して「異彩を放つセールスポイントの土台」をつくる
 この強化法の解説
 事例
 取り組み方

9.方法その4 「ネーミング」で「異彩を放つセールスポイントの土台」をつくる
 この強化法の解説
 事例
 取り組み方

10.「異彩を放つセールスポイント」をつくり出す土台の「コアプロセス」を強化して勝つ!
 マーケティングを強化するコアプロセスの強化
 コアプロセスを強化して競合に勝つ!            

第3章:異彩を放ち「競合に勝つ」キャッチコピーのつくり方

1.異彩を放つセールスポイントづくり3つのグランドルール
 強い主張をしなければ成果は出ない!
 コンセプトがブレブレの広告、販促ツールは成果が出ない!

2.異彩を放ち「競合に勝つ」キャッチコピーのつくり方「7つのステップ」
 キャッチコピーをつくる7つのステップとは?

3.ステップ1.「だれに」、「なにを」、「どうやって」を明確にする           )
 絞ると怖い理由
 ターゲットを絞った(市場を狭めた)のに大ヒットのロングセラー事例
 絞込み事例
 複数ターゲットはどうすべきか?

4.ステップ2.商品の特長を書きだしてみる
 「特長」「ユニークさ」「独自性」「強み」を書き出す

5.ステップ3.特長を受け取ったお客様のメリットを書き出す
 お客様は、顧客便益を買っている

6.ステップ4.特長とお客様メリットをつなげてみる
 異彩を放つキャッチコピーの素づくり
 事例の異彩を放つキャッチコピーの素

7.ステップ5.キャッチコピーの途中チェックをする
 リーブスの原理原則を穴埋めにしたものにあてはめてみよう!

8.ステップ6.競合商品のキャッチコピーを調べてみる
 競合調査は、「だれに」「なにを」「どうやって」を合わせる

9.ステップ7.「3つの型」を使ってキャッチコピーを完成させる
 ターゲットの関心の枠に飛び込み、記憶に粘るキャッチコピー
 ターゲットの関心の枠に飛び込み、記憶に粘るをつくる「3つの型」
 その1【〇〇→△△型】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その1】
 【事例その1の解説】
 【この型を使ったキャッチコピー事例 その2】
【事例その2の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その3】
【事例その3の解説】
 【この型を使ったキャッチコピー事例 その4】
【事例その4の解説】
 【取り組み方】
その2【△△→〇〇型】
【解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その1】
【事例その1の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その2】
【事例その2の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その3】
【事例その3の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その4】
【事例その4の解説】
【取り組み方】
その3【△△のみ型】
【解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その1】
【事例その1の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その2】
【事例その2の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その3】
【事例その3の解説】
【この型を使ったキャッチコピー事例 その4】
【事例その4の解説】
【取り組み方】

10.ステップ8.キャッチコピーの最終チェックをする
 外部ブレインも交えて素敵なキャッチコピーをつくろう!
 3つの型でブラッシュアップしたものを最終チェック
 長期記憶に入っているかのテスト

第4章:異彩を放ち「競合に勝つ」広告・販促ツールのつくり方   

1.広告・販促ツールのレスポンスを上げる消費者心理を理解する
 消費者の心理とは?
 常に揺れている消費者心理

2.異彩を放つセールスポイントを効果的に伝える「12のパーツ」とは?
 消費者心理を動かす「欲求」を喚起し「リスク」を取り除くパーツ
 ①異彩を放つキャッチコピー
 ②異彩を放つキャッチコピーを補完するビジュアル
 ③異彩を放つキャッチコピーのサブコピー
 ④あいさつ
 ⑤特長
 ⑥お客様メリット
 ⑦ビフォーアフター文章
 ⑧ビフォーアフタービジュアル
 ⑨お客様の声(証明)
 ⑩保証や推薦
 ⑪オファー(特典)
 ⑫問い合わせ手段

3.チラシのレイアウト事例
 チラシでの「12のパーツ」使い方のポイント

4.パンフレットのレイアウト事例
 パンフレットでの「12のパーツ」使い方のポイント

5.DMのレイアウト事例
 DMでの「12のパーツ」使い方のポイント

6.看板のレイアウト いつき家
 看板での「12のパーツ」使い方のポイント

7.ポスターのレイアウト事例
 ポスターでの「12のパーツ」使い方のポイント

8.ホームページのレイアウト事例
 ホームページでの「12のパーツ」使い方のポイント

9.ランディングページでのレイアウト事例
 ランディングページでの「12のパーツ」使い方のポイント

10.PPC広告バナーのレイアウト
 PPC広告での「12のパーツ」使い方のポイント

11.動画での構成事例
 動画での「12のパーツ」使い方のポイント

12.展示会でのレイアウト事例
 展示会での「12のパーツ」使い方のポイント

第5章:異彩を放ち「競合に勝つ」USPマーケティング®    

1.異彩を放つセールスポイントを市場に伝えて行くには、どうすれば良いのか?
 お金をかけずに最短でブランドをつくる方法
 ブランドづくりに重要なのは一貫性

2.「リアル」、「ネット」の合わせ技でなければ勝てない時代?
 広告、販促は合戦である

3.クロスメディア成功事例1

4.クロスメディア成功事例2

5.クロスメディア成功事例3

6.「リアル」、「ネット」の合わせ技一本で勝つ
 売上をつくる活動を社内の人材で解決できるか?
 御社の広告宣伝費はいくらですか?

終章:御社ならではのマリリン・モンローのほくろをつくれ!

1.「異彩を放つセールスポイント」を磨く=個性を磨くということではないだろうか?
 マリリン・モンローも最強の2重構造を持っていた!?
 個性を極める商品ブランドづくりが重要

2.没個性でも売れた時代
 個性がなくてもつくれば売れるという時代はあったのか?
 没個性でも売れた時代を反面教師に!

3.「異彩を放つセールスポイント」を放ち個性を磨け
 似たような商品が生き残る唯一の道を御社は選べるか?
 「みんな一緒」から、「一人ひとり」へ
 一人ひとりの「個性」に「個性」を届けろ!

4.個性化の先に訪れる「誇り」という勝利の証
 時代に合わせて「変える部分」と「変えない部分」
 企業独特のプロセスを生み出す組織風土こそ個性

おわりに

みんな宝石